枝豆の冷凍保存方法と賞味期限!期間と選び方や栄養と効能

枝豆の冷凍保存と冷蔵保存と選び方

夏の鬼暑い日の、一日の終わりに飲むビールは、格別ですよね!

ビールに合う、美味しいおつまみは、いろいろありますが、やっぱり基本は枝豆ですね。

そんな枝豆、時代をさかのぼり、奈良・平安時代には、すでに日本の人々に食されていました。

江戸時代には、茹でた枝付きの枝豆が路上で売られていて、当時の人々は、その枝を持って食べ歩いていたようです。

想像すると、なんか風流で良い光景ですね。

最近では、その栄養価の高さからか、日本の枝豆は海外でも注目を浴びていて、その名も「EDAMAME」で流通しているようです。

「KARAOKE」然り、日本名がそのまま、世界の共通語として通用するなんて、ちょっと嬉しいですね。

今回は、枝豆の賞味期限や冷凍や冷蔵保存方法、保存期間や栄養と効能、旬の時期や選び方などをご紹介していきます。枝豆は夏バテにも効果のあるパワフルな野菜ですよ。

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枝豆の旬はいつ?

今では、温室栽培や冷凍、輸入ものがあり、一年中いつでも食べる事のできる枝豆ですが、露地栽培の枝豆が出回るのは、初夏から秋にかけてです。

なかでも、枝豆がもっとも美味しい旬の時期は、もっとも暑い真夏の7~8月です。

産地は主に山形、群馬、千葉、新潟です。

枝豆は、収穫してからどんどん甘さが減っていくので、枝豆本来の甘みを味わうためには、美味しい旬の時期、収穫後なるべく時間を置かず、食べたいものです。

ちなみに兵庫が産地の丹波の黒豆の黒枝豆は秋が旬、もし秋に見かけたらおすすめです。

枝豆の選び方のポイント

  • 枝付きのもの
  • サヤが鮮やかな緑色で、うぶ毛が濃いもの
  • 実が揃っており、ふっくらしているもの
  • 枝にサヤがたくさん付いていて、節の間隔が狭いもの
  • 枝に付いている葉は新鮮で、枝も枯れかかっていないもの

おすすめなのが枝付きです。

でもあまり枝付きってみかけないので、あれば枝付きを購入するのがおすすめです。

ただし、枝付きはとても新鮮ですが、量が少ないと感じるのでご注意を。

白いうぶ毛が濃ゆくて密集しているものも新鮮の証。

さらに実がふっくらとしているものや、大きさがそろっっているものがおすすめです。

もちろん枝豆であれば緑が濃いものを選ぶのも良いです。

実が大きくなり過ぎていると、香りも旨味も減っていることがあります。あまり大きすぎなものを選ぶのがおすすめです。

枝豆の栄養と効能・カロリー

枝豆の賞味期限と保存期間と栄養と効能

枝豆:100g/134kcal

枝豆は、未熟な大豆でもあるので、豆と野菜、両方の特徴を持った栄養素を、持ち合わせています。

大豆と同様、良質なタンパク質やカルシウムを持ち、大豆にはない、ビタミンCや葉酸が含まれています。

免疫力の強化や、コラーゲンの合成を行うなど、美肌効果のあるビタミンCは、レモンの約4分の1の量が、含まれています。

枝豆のタンパク質に含まれる「メチオニン」は、夏のビール等のお酒を飲む時にビタミンBやCと一緒に、アルコールの分解を助けてくる栄養素。また、脂肪肝も予防し、解毒作用などの効能もあります。

枝豆に含まれる「コリン」という成分も、肝機能を向上させる効果を持つので、飲み過ぎや二日酔いに最適な食材なわけです。

ビールに枝豆、というのは、単に美味しい組み合わせ、というだけではなく、栄養学の視点からみても、ちゃんと理にかなっていたのですね。

また、ビタミンCは通常熱に弱いのですが、枝豆に含まれるビタミンCは、サヤによって守られています。

なので、枝豆を茹でるときも、ビタミンCの流出を防いでくれるのです。

シジミなどに多く含まれることで知られる、アミノ酸の一種「オルニチン」は、肝臓の健康を助け、有毒なアンモニアを無毒化する、重要な働きをします。

疲労回復効果にも優れ、美肌、アンチエイジングにも作用するオルニチンは、枝豆にも多く含まれるのですが、中でも、だだ茶豆の含有量は、なんとシジミの数倍といわれています。

枝豆は、カリウムを多く含んでいるので、体内の余分な塩分を排泄し、高血圧の予防や、むくみの防止に効果があります。

枝豆の鉄分含有量に至っては、意外にも、ホウレン草、小松菜よりも多いのです。

なかなか取り入れるのが難しい鉄分を、枝豆で手軽に摂取できるなんて、貧血に悩む女性には、嬉しいかぎりですね。

この他にも、筋肉を強化し、胃腸の働きを助け、アルコール代謝を促進する「グルタミン」。

新陳代謝を高め、免疫力を高め、美肌効果、ダイエット効果もある「アルギニン」。

コレステロール値を下げ、肥満予防効果のある「サポニン」。

コレステロール値を下げ、動脈硬化を予防する「リノール酸」などなど、枝豆は栄養の宝庫なのです。

もうお気づきかと思いますが、枝豆は、ダイエット、美肌効果に優れる、美容食材でもあります。

茹でた枝豆、可食部100g当たりのカロリーは、134kcalですが、美味しくて、ついつい食べ過ぎてしまう恐れがありますので、お気をつけください。

枝豆の冷蔵保存と冷凍保存方法

鮮度が命の枝豆は、時間の経過と共に、どんどん養分を使い続け、甘さが失われてしまいます。

常温での保存はお勧めできません

手に入ったら新鮮なうちにすぐ茹でることが大切です。

といっても、そうもいかない時は、枝に付いたまま、濡らした新聞紙やキッチンペーパーで包むか、または、枝からサヤを切り取り、同じく濡らしたキッチンペーパーなどに包み、冷蔵保存袋などに入れて、冷蔵庫で保存します。

このとき、サヤの両端をカットしておくと、茹でる時に塩味が浸透し易くなります。

美味しく枝豆をいただくための、一手間ですね。

枝に付いたまま、冷蔵庫の野菜室で保存する際は、できるだけ立てた状態が良いでしょう。

また、土に埋めることでも保存できます。

枝豆を長期保存したい場合は、少し硬めに茹でてから、冷凍庫で保存します。

茹で時間の目安は、2分くらいです。

茹でる前に、サヤの両端をカットすることと、塩気を染み込ませ、うぶ毛をこすり落とす意味でも、塩を揉み込む手間を掛けると、美味しい塩味の枝豆が茹で上がります。

茹でた後はザルに広げ粗熱を取り、完全に冷めたら水気をよく拭き取り、冷凍保存袋に入れて、冷凍庫で保存します。

サヤは付いていても、剥いた状態でも大丈夫です。

食べるときは自然解凍はしないで、凍ったままの枝豆を、沸騰した湯でさっと茹でます。

また、枝豆の長期保存で、酢漬けという方法もあります。塩揉みした枝豆を、硬めに2分半ほど茹で、冷ました後容器に移し、枝豆が浸るまで酢を加えて、冷蔵庫で保存します。

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枝豆の賞味期限と保存期間

  • 茹でていない枝豆の冷蔵庫での賞味期限は、3日程度
  • 茹でた枝豆の冷蔵庫での賞味期限は、2~3日程度
  • 冷凍庫での保存期間は、1ヶ月程度
  • 酢漬けにしたものを冷蔵庫で保存する場合は、1週間程度

いずれも、日に日に味は落ちていきますので、早めに食べることをお勧めします。

大人から子供まで、みんな大好きな美味しい枝豆ですが、家で自分で茹でてみて、ちょっと色あせているというか、鮮やかな緑からはほど遠いな~、と感じたことはありませんか?

そういう場合は、なんと、重曹を使うと良いのです。

重曹には、豆類を早く柔らかく茹でたり、野菜の色あせを止める効果があるのです。

重曹は、枝豆を茹でる前の塩揉みに少し加えたり、茹でる前に、枝豆を重曹を入れた水に浸したり、茹でるお湯に重曹を少し加えたり、もう何でも良いんです!

ほんの一つまみの重曹を加えるだけで、きれいな緑色の枝豆が出来上がります。

やはり、味も、見た目にも美味しい枝豆で、ビールをクイッといきたいですもんね♪

この夏も、枝豆にお世話になります!

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